シール貼りは実際にやったことがある方に言わせるとだいたい楽しいって言いますよね。
中にはつらかったという人もいますが、職場が合わなかったのかもしれません。
ということで、これからシール貼りのバイトを始めるという方に、実際に体験した体験談をご紹介します。
楽しかったシール貼りのバイト体験
はじめてシール貼りのアルバイトをしたのは大学生の頃です。
夏休みで、これからバイトでも探すかっということで友人から紹介されたのがはじまりまです。
自分が住んでいた地域は工場地帯の近くにあり、物流倉庫なども点在していました。
シール貼りのバイトはその中にある文房具メーカーの倉庫で行われました。
倉庫に入るのもシール貼りのバイトもまったくのはじめてだったので、かなり緊張して行った覚えがあります。
ただ、先に友人が働いていたこともあり、その点では結構気楽な方だったのかもしれません。
倉庫に着くと、自分の担当となるKさんという方が対応してくれました。
ただ、忙しいらしくせっかちな印象。
自分が友人から紹介されたことは知っていましたが、本当にできるの?的な疑心暗鬼の目を向けてきます。
そんなに難しい仕事なの?
と一瞬ひるみましたが、友達の紹介という手前、やりませんとも言えずにそのまま働くことにしました。
給料は銀行に振り込んでくれるということで、会社指定の銀行口座を作らされました。
別の銀行だと振り込み手数料が高いから、バイトも社員もみんな同じ銀行に口座を作るんだと教えてもらいました。
さて、シール貼りの仕事です。
自分が指示されたのは、ちょっと高めな高級ノートのカバーにシールを貼る仕事でした。
なぜ手帳のカバーにシールを貼るかというと、人は年末になると手帳を新たなに買う人が多いそうです。
そのときに、できたら新しい年にバージョンアップされた最新のノートを使いたがったり、後押しがある必要があるそうなのです。
どういうことかというと、シールに「新生活にピカピカのノートでリフレッシュ」などといった文句が書いてあることで、人は背中を押されて購買すると。。
これは深いなと思いました。
普段自分がノートを買うときにはそこまで見ていなかった気がしますが、結構大勢の人達がそういったシールの内容に行動を左右されるというのです。
あと、シールが金ぴかなのもポイントらしいです。
年賀状とかも金色のイラストが描かれていることよくありますが、金色のものには新しい生活をイメージさせる効果があるようでした。
ということで、ノートの中身は毎年同じなのですが、シールだけ貼り替えることで楽して売り上げを少しでも上げるという作戦なのだそうです。
メーカーっていろんなことをして物を売っているんだと思いました。
さすが大企業!
さて、仕事です。
自分は倉庫とは別の部屋で空調のきいた部屋で作業させてもらうことができました。
会議室に段ボールが天井近くまで積んであって、その中が全部ノートだとか、それがどんどん運び込まれてきます。
自分と一緒に働くのは5人のパートさんでした。
すでにベテランらしき彼女たちはすでに仕事を始めていて、室内はノートのカバーをパリパリ触る音だけが響いているという静かな状況。
ちょっとした緊張感。
自分が友達から聞いていた感じではもっと和やかな感じだったのですが、そうではありませんでした。
後で聞いたところでは、急に繁忙期になったのでおしゃべりする暇がないくらい手を動かさないと仕事が終わらないからだそうでした。
ただ、パートさんはみんな優しい人達で、ちょっと仕事がだらけてくるとすぐにおしゃべりを始めて、やっぱりゆるい職場だなという感じで、いつの間にか自分もオシャベリンに加わっていました。
中に一人だけ25歳くらいのパートさんがいて、自分とは歳も近い上にすごい可愛い人だったので、当時彼女のいなかった自分はかなり楽しい気分で働くことができました。
午前中は15分休憩が1回あって、その後は12時に昼休憩があります。
近所にコンビニがあったので、そこで弁当を買いました。
パートさんたちはみんな家から弁当持参です。
休憩室では一人だったので、Kさんが話しかけてくれました。
タバコを吸いながら、「この仕事楽しい?」と聞かれて、正直楽しいと答えました。
しかし「オレは楽しくないな」とKさん。
Kさんは社員なのでシール貼りみたいな簡単な仕事はしないそうなんですが、聞くところによるともうすぐ転職して辞めるとか。
ちょっとびっくりして、こんな大きい会社辞めるのってもったいないなとそのまま言ったら、何か事情があるみたいで大人は大変だな、サラリーマンにはなりたくないなとその時思ったのが印象に残っています。
まあ、人それぞれ。いろんな人生があります。
さて、シール貼りの仕事です。
午後は眠気との戦いでした。昼に炭水化物を取り過ぎると眠くなるとか。
パートさんに後で教えてもらいました。先に教えてくれよ。
シールを貼る仕事自体は簡単過ぎて楽なので、眠くなるそうです。
だからみんな午前中にMAXの勢いで仕事を片付けるみたい。
そんなことは知らない新人アルバイトなので、とにかく真っ直ぐシールを貼るように心がけるだけでした。
貼り終わったノートはまた段ボール箱に入れて梱包します。
梱包したものは台車に自分が乗せて、倉庫の一角に運んで積み上げます。これはちょっと重労働。
でも一日中シール貼りをやっているより、時々別の仕事をした方が気が紛れるので、これはこれで楽しかったです。
17時終了。
初日のアルバイトが終わりました。
楽すぎるだろう、このバイト。というのが自分の感想。
本日のお給料8,000円。
倉庫を後にすると強烈な西日が目に飛び込んできました。
ずっとエアコンの効いた部屋で作業をしていたので、外の湿気を含んだ猛烈な暑さが逆に心地よかったことを覚えています。
契約ではあと1ヶ月。
明日も主婦のパートさん来るかな?
そんなことを考えながら帰りの電車に乗ったのでした。
以上、私のシール貼りバイト体験談でした。
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