工場や製造業の求人を見ているとやたら募集が出ているライン作業の仕事。
なんとなくイメージはつかめるのですが、どんな仕事かわからないという方も多いのではないでしょうか。
慣れるまでは追いつかないので大変という人も結構いるみたいです。
本日は、このライン作業の大変さと魅力についてお伝えします!
ライン作業ってどんな仕事?
ライン作業とは工場での製造過程においてベルトコンベアで運ばれてくる製品を組み立てることを言います。
特に皆さんがイメージしやすいのは、自動車工場のライン作業ではないでしょうか。
自動車のシャーシが流れてきて、工場の作業員が担当しているドアをつけたり、ミラーをつけたりします。
車体はずっと流れ続けているので、その流れを止めないように作業する必要があります。
自動車工場のライン作業は、どちからというと大きな部品を組み立てる作業が多くなります。
また、これとは逆に電器・電子部品工場や食品工場のライン作業はもっと小さなものを扱うのが一般的です。
たとえば家電製品の工場を例にお話してみましょう。
家電製品でエアコンのライン作業の場合は、大きくても1メートル程度、その他は細かい部品を扱います。毎日エアコンを目にされていると思いますので、だいたい小さな部品で構成されていることは皆さんもご存知だと思います。
自動車と同じようにベルトコンベアで流れてくる部品を担当ごとに組み込んだりする作業となります。小さな部品が多いので、男性だけでなく、女性もたくさん活躍しているのが、電器・電子系の工場の特徴です。
食品工場はどうでしょうか。
食品工場も作る製品によって様々です。代表的なところでは、コンビニに並んでいるお弁当などのライン作業ではないでしょうか。
食品製造の多くは機械化されているため、おにぎりなどは人間が作業することはあまりありません。
しかし、お弁当のような容器がバラバラで、中に入れる具材が季節によって異なったり、流行廃りによって変更されるものについては機械化が難しいため、現在も人間がライン作業で生産を行っています。
弁当のライン作業も、基本的にはベルトコンベアに流れてくる弁当容器に担当している具材を乗せていく単純作業が仕事となります。
職場によってライン作業のきつさは異なる
こうしたライン作業についてネットなどでは「きつい」「つらい」「楽すぎる」という声が結構あるようです。
実際のところこのきつかったり、楽だったりの感じ方は人によってかなり異なるようです。
先ほどご説明したように、一言でライン作業といっても様々な職場があります。
自動車工場の場合は、重たい部品を扱うため、基本的には男性の仕事となります。
男性でもある程度身体を動かしている方であれば問題ありませんが、ライン作業は時間との闘いでもあり、一日中動くものですので、体力に不安のある方はきついと感じるかもしれませんね。
はじめてだとラインのスピードに追いつかないので周りにも迷惑をかけます。
ただし、慣れるまでは大変って話で、慣れてしまえば身体が自然となじんできます。
逆に、食品工場のような女性がたくさん働いている職場では力はほとんど必要とされていません。
きついと感じる方は、次のような原因が主にあるようです。
「スピードが速くて間に合わない」
「立ちっぱなしで足が疲れる」
「食べ物の匂いがきつすぎる」
「単純作業で時間が経つのが遅すぎる」
こういったライン作業特有のスピードや単純作業にきつさを感じる方はやっていくのが難しいかもしれません。
まあ、これも慣れの問題です。
しかし、頭を使うのが苦手だったり、人とのコミュニケーションにちょっと問題があると自覚している方にとって、一日中食品に向き合っているだけでお金が結構もらえるライン作業の仕事はかなり楽と映るようです。
人によって感じ方は様々ですね・・
人間関係の問題にきつさを感じる
また、ライン作業の仕事内容以外の部分できつさを感じる方は、「人間関係」が面倒だと考えているようです。
といっても、人間関係の問題はどんな職場でも必ずあるものですので、ライン作業だけの問題ではないと思います。
たとえば、ライン作業では、古くから勤めているパートのおばちゃんがたくさんいます。彼女たちは、ずっと自分たちのやり方でやっているので、新参者に最初はちょっとだけ冷たいようです。
偉そうな人も時々いるようですが、2,3日一緒に働いているうちに、意外と仲良くしてくれるので驚きます。
要するに彼女たちが偉そうなのは、仕事に対して一所懸命なことの裏返しなのだと思われます。一生懸命がゆえに大きな声で支持をだしたり、時には叱ったりするのです。
だから、先輩たちの考えをちょっと想像して働くと、ぐっと働きやすくなりますし、仕事も早くなります。
ライン作業に向いている性格
では、ライン作業に向いている性格というのはどんな人なのでしょうか。
前述のように、工場のライン作業は基本的に立ちっぱなしの単純作業です。
休憩はありますが1日7時間程度、ずっと同じことを繰り返していきます。
普通の生活でこれだけ長い時間同じことを延々繰り返すということはあまりないかもしれませんが、慣れていない人はすぐに飽きてしまうそうです。
そのため、ライン作業に向いているは単純作業が好きな人と言えるでしょう。
たとえば、子供の頃に「ずっとアリが歩いているのを見るのが好きだった」とか、「学級委員になんかなりたくなくて人から指示されることだけが楽だった」という受け身の方に向いているように思います。
人に指示を出したり、新しい物を生み出すというのは頭が良くないとできない作業です。
その点、ライン作業は自ら新しい物をつくる必要もなく、会社から指示されたことだけを続けるだけでお金がもらえるので、勉強が嫌いな人やリーダーシップを取りたくない人に向いていると思います。
ただ、ライン作業をやっていくうちに自然と仲間をまとめたり、リーダーシップを発揮してくる人というのはどの工場にも必ずいます。
彼らは、それまで受け身の性格だったという人が多いのですが、仕事をしてみて新たな自分の才能に気づいたというケースが多く、そのまま派遣から正社員に引き上げられたりします。
そのため、ライン作業をとっかかりとして将来的には正社員になってみたいという方にも誰でも今すぐ始められるライン作業はすごくおすすめです。
ライン作業の楽なところ良いところ
これまでライン作業のきつさや大変なところをご説明しましたが、もちろんライン作業大好き!という人も結構いて彼らがどんな点にラインの魅力を感じているかをご紹介しましょう。
慣れるまでは大変だが慣れるとスピードに乗って作業できる
最初はベテランさんの仕事のスピードについていけないので仕事も遅れがちでしたが次第に慣れてきます。
若ければ若いほどスピードは速くなるはずなので、仕事も快調に進みますし、ちょっとしたスポーツ感覚で楽しめます。
もの作りの現場に立ち会える
昔から工場見学が好きだったような人にはライン作業はすごく楽しいと思います。
ライン作業が単純とは言え、ずっとやっていると新しい製品を作ることもあります。これまで作ってきた製品とは異なる新しい製品ができる過程を見れることに興味を覚える人は多いようです。
また、自分の好きなメーカーや製品に携われるのもライン作業の魅力です。
派遣登録の際に、自分のやりたいメーカーや製品の仕事を探してみてください。
有名なメーカーの工場であれば、自分が大好きなあの商品の製造に直接触れたり、時には新商品の製造にいち早く立ち会えたりすることができるのです。
たとえば、山奥のガラス工場で実はiPhoneのケースを作っていたとか、ニトリにおいてある家具の一部を製造していたとか、日本は技術がすごい国なので、皆さんがお住まいの地域でも意外と世界に知れた超有名な製品を作っている可能性があります。
誰でも簡単に始められて仕事も簡単
そしてライン作業の一番良いところは、誰でも始められることです。
60代以上の高齢者ではちょっと採用してくれるところはないかもしれませんが、50代くらいならいくらでも採用してくれる工場があります。
それも単純作業で入社した初日から戦力として働くことができるラインの魅力でもあります。
たとえば、40代で会社をリストラされた中高年のおじさんとかどうしてもすぐに仕事を見つけることは難しいと思います。よくてタクシー運転手とかではないでしょうか。
そんな中でも工場のライン作業は40代は大歓迎のところが多く、次の仕事の繋ぎで働いている中高年の方も結構いるのです。
だれでも入りやすく、嫌になったらすぐに辞められる。
そいうった手軽さもライン作業が人気の理由かもしれません。
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